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いままでジャズにはそれほど関心がなかった
僕のやってるバンドのドラムの人が
ある日、Brian bradeって知ってる?などと言ってきた
もちろん!と少し興奮気味に喋っていたんだけど
その、彼に貸していた2枚が戻ってきて
以前紹介した1stアルバム(前記有り)が、あまりにも素晴らしく
そっちばかり聴いていて、あまり聴き込んでいなかった
2ndの『Perceptual』を最近になってまた聴き始めてる訳なんだけど
どうも彼のお気に入りは4曲目のCrooked creekという5/4拍子が特徴的な
曲が好きらしく 僕も少し意識して聴いてみているのだが
なんで今まで気付かなかったんだろ?とんでもなくいい演奏じゃないか
下手すると単調に聴こえそうな楽曲だが
各人の演奏力のレベルがずば抜けて高く、中でも
Kurt rosenwinkelが素晴らしく、普段は浮遊感漂う曖昧な演奏が多い彼も
ここでは、少しばかり攻撃的、ロック的なアプローチが感じられ
胸に響く旋律を歌っていて
同じギタリストと言う事も相まって大変刺激的な素晴らしい名演となっている。
Melvin butlerのサックスもエモーショナルな演奏で
やっぱりサックスはこうでなくちゃ、と思わせる。
全体的にバンドサウンド的で
シリアスな、現代の空虚感、切なさ等を訴えかける様な
アルバムの作りに統一性が感じられ
Melvin butlerとMyron waldenによるハーモニーが感動的で
Brian bradeの演奏力ももちろんの事、作曲能力にも驚かされる。
8曲目であるSteadfastという曲にはなんとヴォーカルにJoni mitchell
が参加していて正直、アルバム構成的にはなくてもいい様な気もするが
これもヴォーカル好きの僕としては嬉しい限りだ。
最後の9曲目ではBrian blade本人によるヴォーカルも披露されているが
個人的にこれはいらない。
Brian bladeの最新作Mama rosaでも存分に披露されている彼の歌声だが
やっぱりドラムでしょ。この人は
しかしながら、普段ジャズを聴かない人達へのアプローチにも
感じられ、それが入り口となる要素があるので
そのあたりは評価に値すると思う。
★★★★☆
ライナーの写真がイカしてるのでついでに貼っとく。
Brian blade fellowship/Perceptual(2000)
Melvin butler(ts.ss)
Jon cowherd(p.fender rhodes.pump organ)
Dave easley(pedal steel guitar)
Kurt rosenwinkel(electric and acoustic guitar)
Christopher thomas(acoustic bass and grunting)
Myron walden(as.bcl)
Brian blade(dr)
Daniel lanois(gold top les paul tr.8 pedal steel guitar tr.9)
Joni mitchell(vo.tr.8)
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