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発売前から楽しみにしていたGeorge garzoneの新譜
Among friendsを聴いている。
なにが楽しみってメンバーの顔ぶれが大変豪華
ピアノにSteve kuhn
ドラムにPaul motian
ベースにAnders christensen
残念ながらこのベースの人は知らないけれど
この布陣に期待せずにはいられなかった

全体的にバラッドやミドルテンポによる楽曲が多く
終始リラックスしたムードで奏でられる演奏は
帰宅後の疲れきった体や心のしがらみから解放させてくれる。
ふぅ 今日も忙しかったなぁ

さてさて、このアルバム、やはりGeorge garzoneの声量たっぷりの
音色にまず耳を傾けるべきだろう
相変わらずのColtrane節は随所に見受けられるが
それよりも以前にも増して音色に包容力を感じる
まさに円熟の時を迎えていると言えるだろう。
ここに、次の旋律に絡む様なすばらしいタイム感のハーモニーと
ドラマチックな美しさを持ったSteve kuhnのピアノが溶け合うんだから
悪いものになるハズがない

George garzone作による曲が5曲に
カヴァー曲が3曲の計8曲
1曲目のTheme for ernieでこのアルバムの方向性を感じ取る事ができる
まっさきに思い浮かぶのはやはりColtraneの演奏だろう
ここでの演奏もやはりスローテンポのバラッド
2曲目のGeorge garzone作のAlone
同名の彼のアルバムでの演奏が思い出される
3曲目もGeorge garzone作のTo my papa
Steve kuhnのピアノが深く、あまりにも美しく、印象的。
4曲目もGeorge garzone作のミドルテンポによる
少しエキゾチックな曲でアルバムのいいスパイスになっている
5曲目はJohn Coltrane & Johnny Hartmanで有名な
My one and only love
6曲目はMiles davis作のMilestonesなのだが
聴いてもとてもMilestonesには聴こえない どういう事なんだ?これは
これもミドルテンポによる演奏でこのアルバム中もっともスイングしている
7曲目、これもGeorge garzone作によるFarewell
孤独の中で見る希望といった印象。
8曲目もGeorge garzone作のFree
タイトル通りややフリーフォームな演奏だが
行き過ぎるワケではないが一癖ある楽曲。
この曲が最後で、計56分という長さも個人的にはありがたい
感想として、新しく刺激的な音楽ではないけれど
久々にこういったナチュラルなありのままのジャズを聴くのも
やはりいいものだ。
★★★★

George garzone/Among friends(2009)Stunt records

George garzone(ts.ss)
Steve kuhn(p)
Anders christensen(b)
Paul motian(dr)

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