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12月18日東京丸の内コットンクラブで行われた
Robert glasper experimentのライヴに行ってきた
3daysのうち初日にあたる訳だが
僕はコットンクラブに行くのが初めてだったので
シャンデリラや床に敷かれたレッドカーペット等
高級感漂う店内のムードだけで不思議と高揚感が増してくるようだった
まだ店内には空席が目立ち、ライヴをメインに来ている人もいれば
デートで来ているであろう客も居た
僕はフルセットで予約を取っていた訳なんだけど
まだ始まるまでに時間があったので
Chris daveのまん前に席を取る事ができた
ここまで近いと音がよくないのは承知の上だが
僕は案外ミーハーなのだな、なんて思った。

友達と2人でビール2杯とミックスナッツをつまみながら
Robert glasper experimentの登場を今か今かと待ちわびていた
しばらくして気が付くと周りはほんの少しの空席を残すだけで
ほぼ満席状態となっていた。

Robert glasperはジャズとヒップホップの世界を自由に行き来する
はたまたジャズとヒップホップが彼の内側で見事に調和している
新しいタイプのアーティストである様に思う
ニューエイジとは彼の様な人を言うのではないだろうか
そんな、音楽性から彼のライブに来る人は色々なタイプの人が多かった
中にはかなり若い人達もいたし普段ジャズクラブには行かないであろう
B-boyもちらほら見受けられた
種類は違えど色々なタイプの人に彼の音楽は届いているのだなぁ
などと考えているうちにうっすらと照明がおとされた

僕は飛び上がる様な期待を胸に持ちながら
いよいよ始まりである

感想としては初日の1stセットと言う事もあってか
まだ、雰囲気を掴めていないのか?
やや緊張感があり演奏も荒く感じられたが
4人のバイブレーションは目を見張る物があった
アルバム収録でもあるHancock作によるButterflyも
1stセットに演奏されアルバムより遅くメロウな感じで演奏されていた
Robert glasperは少し抑え気味の演奏だったが
Casey benjaminがヴォコーダーによるヴォーカルを取っているときの
オブリガードは見事だった
Derrick hodgeによるベースは正直言うといただけなかった
彼のヴォイシングはどうもエグ味が強くて肝心な所で狙い過ぎである
なにより音色が悪かった
かなり不調だったのだろうか?
しかし、そんなマイナス要素を吹き飛ばす程
Chris daveは終始飛ばしまくり
彼の特徴でもあるポリリズムによるアプローチは
グルーヴとスウィングとスリルとカオスをごった煮した様な
大変オリジナリティ溢れるアフリカンドラムとでも言おうか
あの一日だけでドラムという楽器での表現を
すべて行っていたのではないだろうか
あれはタダ事じゃない
これは大袈裟でも冗談でもない
ジミヘンドリックスと並ぶ程の天才だと思った。

最初から最後まで途切れる事なく演奏が続けられ
1stセットの最後はアルバムでの最後の曲でもあるOpen mind
これはエンディングに相応しい美しい曲で
1stセットの中ではこれが一番よかった
この曲がDerrick hodgeのペンによるものとは信じがたい
全体的にはややサラッと流す様な
悪く言えば本質的ではない
よくいえば上質なエンターテイメントといった内容
これが1stセットでの印象である

続いて2ndセットだが
1人だった友達から6人に増え
フルセットで見ているという事もあり
一番最初に自由席を選択できる様に優遇してくれた
ありがとうコットンクラブ

2ndは中心の席を取り音も1stよりよく聞こえた
メンバー同士の息づかいが感じられる程に近かったので
彼らのヴァイブレーションがビシバシ感じられる席だった
1stが聴きやすくエンターテイメント性の強い演奏に対し
2ndセットは少し趣向を変えてきて
より深く攻撃的な演奏が多く彼らの本質が垣間見る瞬間が
より多く感じられ、様々な場面を見せつけていた
Casey benjaminのSaxも熱くブロウしていたし
Robert glasperにも1stより集点が集められていた様に思う
一度演奏が終わりに近づいている時に
Robert glasperがColtrane作による難曲Giant stepsのチェンジを
演奏していたりして、異なったリズムと異なったメロディが交わる感覚が
別々の音楽を奏でるターンテーブルの様な演奏だと感じた
本当に素晴らしい体験でした。


ちなみに僕はこのライヴの余韻が2日間続いて
なんだか現実味のないまま仕事していたので
ミスばっかりやらかしちゃいました。
写真が一枚もないのは
あまりに壮絶な演奏だったために頭が真っ白になっていて
写真を撮る事をすっかり忘れていたためです。

いかんなぁ これは
でも、次来たときもできるだけ多くの人を誘って観に行きたいです。

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» 良い音しを
クリスデイブいいねぇ。ミシェルンデゲオチェロとの見たけど、ジミヘンを思いだすわ。マシンガンみたいな感じのドラムたたくね。
nuj-ako 2009/12/31(Thu)15:10:36 編集
» Re:良い音しを
スネアがマシンガンみたいな音するよね
感覚で何でもやっちゃうタイプの人なので
神懸かり的なプレイをする時があって
そんなところがまさにジミヘン的
ミシェルンデゲオチェロのに参加したのも買ったけど
これもまたよし!
2010/01/12 22:13
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